遊休地を所有する方は、土地の管理、税金や相続など、様々なお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そこで検討するのが「土地売却」ですが、先祖代々引き継がれていた土地を、手放してしまうのも忍びないと売却をためらう地主様も多いようです。このような場合には「土地賃貸」による賃貸借契約を結ぶ方法もありますが、それぞれどのようなメリットやリスクが存在するのでしょうか。こちらでは下記について詳しく解説していきます。
- 土地売却のメリット・リスク
- 土地賃貸のメリット・リスク
- 太陽光発電設備の設置用地として売却または賃貸をお勧めする理由
- まとめ
土地売却のメリット・リスク
土地の売却には以下のようなメリット・リスクがあります。
①一度にまとまったお金が手に入る
土地売却により得られる一番のメリットは、所有する土地の場所や面積によりますが、一度にまとまったお金を確保できることです。
現在使っていない遊休地を所有されているなら、売却して得たお金を使い、新たな投資に回すこともできます。
②固定資産税の支払いがなくなる
使っていなくても所有している土地には税金が課せられます。土地を売却すれば、固定資産税や都市計画税を支払わなくてもよくなります。また、固定資産税は毎年1月1日時点で課せられるので、年内に売却することで、固定資産税を抑えられます。
③管理の手間がなくなる
使っていない土地を放置しておくと、その土地の近隣住民とトラブルに発展するリスクがあります。そのため、使っていない土地だったとしても定期的に足を運んで清掃・管理を行う必要がありますが、土地そのものを売却すれば、そうしたわずらわしい手間からも解放されることになります。
査定して出してもらった価格で売り出しても、買い手がつかなければ売れ残ってしまいます。土地の需要は一定しておらず、売る時期によって価格に大きな開きがあることも珍しくありません。
土地賃貸のメリット・リスク
土地賃貸には、以下のようなメリット・リスクがあります。
①定期的な賃貸収入が得られる
賃貸のメリットは、定期的に借地料を得られることです。土地だけを貸す場合などは、土地の所有者側に建物を立てたり、設備を整えたりするコストがかかりません。
②費用がほとんどかからない
借りた土地に建てた建物に対しての費用は借地人の負担です。貸した側は初期費用や維持管理費はかかりません。しかし、土地に対しての固定資産税は貸した側の負担になります。
アパート・マンション経営には利便性なども土地の条件として求められますが、太陽光発電設備の設置用地として活用する場合は特に必要ではありません。
太陽光発電設備の設置用地として売却または賃貸をお勧めする理由
不動産業者が好まない土地も売却(または賃貸)できる可能性があります
不動産業者にとって取り扱いが難しい田舎・郊外などの場所であっても、一定の広さがあり・日当たりがよければ太陽光発電設備の設置には適している可能性があります。「利便性の面で賃貸アパートやマンション、駐車場の経営は難しい」と土地活用を諦めていた土地も太陽光発電設備の設置用地であれば活用が可能かもしれません。
間接的に再生可能エネルギー普及や環境に貢献
間接的に再生可能エネルギーの普及や環境に貢献できることも、太陽光発電設備の用地としての活用をおすすめする理由の一つです。
日本では2050年のCO2実質ゼロ宣言の目標達成に向けて再生可能エネルギーの導入が積極的に推進されています。環境のことを考えた再生可能エネルギーの普及に間接的にでも貢献できる事はとても有意義なことではないでしょうか。
まとめ
土地を使わずに所有しているだけの状態では、税金の支払いや管理の手間という負の部分だけが所有者にのしかかってきます。「売却」「賃貸」のメリットやリスクを正しく理解した上で土地活用を検討されてみてはいかがでしょうか。株式会社エコスタイルでは再生可能エネルギーの更なる普及のため土地を募集しております。全国エリア(北陸・九州・沖縄・離島を除く)で約300坪以上の土地があれば当社にご紹介ください。
※記載内容は掲載当時のものであり、変更されている場合がございます。